トップページ>>IP奨励賞>>新受賞者

IP奨励賞 -新受賞者-

  • 第29回(2017年度)IP奨励賞決定

    第29回IP奨励賞の受賞者は、島根大学大学院 総合理工学研究科物質化学領域 教授 田中秀和に決定いたしました。表彰日は当センターの設立記念日の8月29日です。

     

田中 秀和氏 略歴

1972年1月 生年月日
1999年3月 東京都立大学大学院 工学研究科 博士課程 修了
1999年4月 日本学術振興会特別研究員(PD)大阪教育大学
2000年4月 島根大学 総合理工学部 物質科学科 助手
2006年9月 島根大学 総合理工学部 物質科学科 助教授
2007年4月 島根大学 総合理工学部 物質科学科 准教授(学校教育法の改正による)
2012年4月 島根大学大学院 総合理工学研究科 物質化学領域 准教授
2014年8月 島根大学大学院 総合理工学研究科 物質化学領域 教授、現在に至る

受賞理由:
受賞者は、無機粒子の形態制御、表面改質による高機能化に関して、先駆的な研究を行ってきた。特に、粒子の表面水酸基に注目し、その定量化、反応性や吸着性の評価を通して、粒子設計、表面設計指針を明らかにした。最近では,その成果を腐食防食分野にも展開しており、人工さび実験による鋼材の腐食機構や耐食性発現機構を検討している。以上の研究成果は、基礎研究の発展だけでなく、実用面にも大きく貢献している。さらに、他の学術領域との連携や民間企業との共同研究を積極的に推進し、自らの粉体工学の研究成果・経験を異分野や社会に還元する活動も遂行している。
また同氏は、粉体工学会の評議員やAdvanced Powder TechnologyのEditorial Board,粉体に関する討論会の世話人を務めるなど精力的に活動し、粉体工学の発展に多大な貢献を果たしている。
このように同氏は,粉体工学会での活動をはじめとして、粉体入門セミナーの講師などの粉体工学の普及啓発にも貢献しており、今後も学界だけでなく産業界も牽引する中心的な研究者として大いに期待されるとともに、粉体工学のさらなる発展と人材育成に対しても大いに貢献していくことが期待できる。

ページトップに戻る